素行不良・悪い社員は解雇対象に

普段の行いに問題がある

素行不良というのは、一般的に「社会人として」の素行を指します。

「働いてる大人が、そんなことするべきじゃない」と思われる行動をしている人たちが「素行不良」と言われます。

例えばとは、以下の事が挙げられます。

• 異性関係にだらしない人
• 金銭問題を起こす人
• ギャンブルにはまっている人
• 暴力沙汰を起こす人
• 酒癖が悪い人

素行不良や問題行為を起こす社員は、社会人として恥ずべき行動、会社の名誉を傷つける行為をする人となり、会社としてはいち早く解雇したい存在でしょう。

また、この素行不良の問題行為は、社内に限られたものではありません。

日常生活で、窃盗を犯したり、不倫をしたりした場合でも、会社の名誉や信用、社会的評価に大きく影響します。

最悪の場合、解雇処分だけでは済まない可能性も考えられます。

同僚から借金

社員間での金銭トラブルは絶対に避けたい問題です。

社員Aは、仕事ができない上に、同僚から借金をしたまま返さないという素行不良が目立ち、いくら指導しても改善の様子がありません。

同僚からの借金を繰り返すのを問題視し、同僚たちに注意をうながすものの、社員Aの後輩は、立場故にお金を貸してしまいました。

最終的には、弁護士を挟んで解決する羽目になりました。

社内での交際（不倫）

社内結婚をしている夫婦がいるのですが、男性側が不倫をしていました。

社内結婚と言っても、部署が違うため、常日頃相手の視線が見えるわけではありません。

そのため、男性側の部署で仲良くなった女性と関係を持ってしまい。

最終的には、不倫がバレ、離婚、退職することとなりました。

社内恋愛を禁止しているわけではありませんが、不倫となると話が変わってきます。

今回の件でも、夫婦2人と、不倫相手の女性の3人が退職することとなり、会社側は大きな痛手を追うこととなりました。

SNSでの問題行動

本人は悪意があるわけではありませんが、社内の機密事項をSNSで公開する形となってしまいました。

友人とのやり取りで、現在やっている仕事を教えるだけなのですが、内容によっては、重大なこともあります。

商品の公開日や開発状況、働いている人にとっては普通のことかもしれませんが、社外に出れば、それが秘密の場合もあります。

契約違反となり解雇の対象に

先程の例を見ても、社員に問題があるのはわかります。

会社側もこういった問題があった場合の対処について、雇用契約書に記載していることがほとんどです。

会社に入る時にサインをしているかと思いますが、その内容を覚えていないという方が多いのではないでしょうか？

多くの企業では、次のような決まり事が設けられています。

• 重要な経歴を詐称して雇用されたとき。
• 正当な理由なく無断欠勤が○日以上に及び、出勤の督促に応じなかったとき。
• 正当な理由なく無断でしばしば遅刻、早退又は欠勤を繰り返し、○回にわたって注意を受けても改めなかったとき。
• 正当な理由なく、しばしば業務上の指示・命令に従わなかったとき。
• 故意又は重大な過失により会社に重大な損害を与えたとき。
• 会社内において刑法その他刑罰法規の各規定に違反する行為を行い、その犯罪事実が明らかとなったとき（当該行為が軽微な違反である場合を除く。）。
• 素行不良で著しく社内の秩序又は風紀を乱したとき。
• 数回にわたり懲戒を受けたにもかかわらず、なお、勤務態度等に関し、改善の見込みがないとき。
• 職責を利用して交際を強要し、又は性的な関係を強要したとき。
• 許可なく職務以外の目的で会社の施設、物品等を使用したとき。
• 職務上の地位を利用して私利を図り、又は取引先等より不当な金品を受け、若しくは求め若しくは供応を受けたとき。
• 私生活上の非違行為や会社に対する正当な理由のない誹謗中傷等であって、会社の名誉信用を損ない、業務に重大な悪影響を及ぼす行為をしたとき。

これらのことに違反した社員は解雇の対象となります。

もちろん、会社の規約によって変わるので注意してください。

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